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お目当てのピアノを指弾したあとはそこの技術者の方と色々とお話ししました。ウチにあるピアノの音のことなども伝えるとそこに置いてあった旧いアトラスのアップライトを見せてくれて弦の張り方の構造的な特徴などを説明してくれました。実は以前にウチに来た調律師との間でこんなやり取りがあったのです。
「ここの音がおかしいのですが」、 「音は合ってますけど・・」、 「いや、単音のピッチは合ってるかもしれませんが、和音にすると汚いでしょ」 「平均律のピアノではこんなもんですよ」 とかいって、どうも、こちらの意図が伝わりませんでした。 そして、挙句の果てはもうこのピアノは寿命だからこれ以上は限界だとか言い出して暗に買い替えを進めるような態度なのです。これで一気に私どもの不信感が高まりました。 その方は元々お願いしていた調律師ではなくアトラスのことはあまりご存じないようでした。家内が購入した楽器店はすでに倒産してメーカーとしてのアトラスピアノ自体も現在はありません。今回、お話してくださった技術者の方によるとそのような音の調整は旧いピアノであっても充分可能ということでアトラスは現在でも部品はあるので再生は出来ますと言われて元々気に入っていた音が蘇るのであればと大いに希望を抱かされました。 帰り際にそこに置いてあった他のグランドピアノも数台触らせてもらったのですが旧い国産D社の象牙鍵盤のモデルが非常に上品でしっとりとした鳴りで和音の溶け込みもよく余韻が美しいひと皮むけたような音が印象的でした。う~ん、コレ、いいなぁ~、象牙鍵盤というのは指の吸付きがよくてタッチもいいんですよねぇ、でも、このピアノは183サイズなので私のオーディオルームをすべて明け渡さないと無理です(笑)。いちおうお値段だけ聞いておきました。場所さえあればかなりお買い得な感じでしたけど・・。修理の仕事中にお邪魔して散々冷やかしてその場は引き上げて来ました。 ・・つづく 初めまして。私は車、自転車、ピアノが趣味の人間で、実は趣味が高じてピアノ技術者になってしまった者です。貴殿はオーディオ、楽器、自転車と本格的にやられているので、ピアノの整音もチャレンジされたらいいかと思います。実は整音というのは、技術者の間でも聖域と言われたりして、なかなかやらしてもらえなかったりするので、なかなか技術が身に付かない分野です。また楽器店などでは、弾きこんでキンキンした音になると、寿命ですと言って買い替えを薦めることも多いのです。自転車でも長年乗っていれば、チェーンだって消耗しますし、タイアだって交換しますが、ピアノを売っている人たちは、ハンマーが減っただけで買い替えを薦め、またピアニストもそれを信じているのがほとんどです。 貴殿のアップライトは、恐らくハンマーの弦が当たる部分が圧縮されて、キンキンした音になっているのではないかと想像します。ハンマー打弦点の弦の溝が深くついた部分を、紙ヤスリで削るだけでもかなり音質が改善されるはずです。 調律も最近はMacやPCにインストールできるピアノ用電子チューナもありますので、それを使えばいつでもいい音がキープできます。私も元祖素人として、最初はそうやって自分のピアノを修理・調整しながら技術を覚えたものです。 自分はブログは書いておりませんが、yahooのページがありますので、ご質問などございましたらゲストブックを連絡用にお使いください。 ちなみにウェンデル・ラングの218cmのモデルは、フランスの天才ピアノ技術者であるステファン・パウレロ設計で、私も注目している一台です。 あと私自身も独学でピアノを弾くようになった者ですが、えむきゅうさんの演奏は素晴らしいですね。 ランスさん、いらっしゃいませ。思いがけずピアノ技師の方からコメントいただけるなんて恐縮です。ピアノの整音に関しての解説はとても納得が行きます。調律に関してのご教示もありがとうございます。
自転車もデローザやコルナゴなど1980年代の美しいイタリアンロードレーサーをお持ちですね。私も同じ頃のボッテキアを持っております。 なんだか共感できることが多くてとても嬉しいです。ピアノに関してわからないことがあれば相談させていただくかもしれません。今後ともよろしくお願い致します。
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